予防歯科


●予防歯科とは

日本人の寿命はご存じのように世界一ですが、歯の寿命では先進国の中で最下位なんです。日本では、歯科医師数は増えて過剰時代と言われているのに1人平均の健康な歯の数は減っているという奇妙な現象がおきています。

初期の虫歯もすぐ削って詰める。その後も再発、再治療。使う材料が違うだけで根本的には100年前と同じ治療が繰り返されているのです。
スウェーデンでは削って詰める治療から予防中心のシステムに変えてから急激に虫歯の本数が減りました。
当院は、削って詰めるだけの治療を中心とした20世紀型治療の反省を踏まえ北欧の先進予防システムを取り入れた診療を行っています。
患者様のお口を一生涯守っていくためにも、予防歯科は欠かせない診療科目なのです。

●当院の予防歯科へのこだわり

「患者様のお口を一生涯守っていきたい」それが当院の予防歯科にかける想いです。開業して間もない頃に来られた患者様が、1,2年経って「また虫歯になっちゃった」「もう歯がぐらぐらで抜けそうなのよ」とおっしゃって来られることがあります。
このようなときはいつも、自分が歯科医師としての仕事をやり切れてなかったなと感じてしまいます。

「削って詰める」ことが本来の歯科医師の仕事ではないと私は考えています。たとえ患者様が何かお口に異常を抱えて当院に来られた際に、そのお口の異常を回復させることももちろん私たちの仕事ですが、それ以上に「その方が二度とお口のことで困らないようサポートすること」が私たちの一番の仕事であると考えています。

そういう意味では患者様のお口の異常を未然に防ぐための予防歯科は当院が最も力を入れている分野といっても過言ではありません。当院は担当歯科衛生士制ですので、治療の段階から治療が終わった後のメンテナンスまで、一貫して担当の歯科衛生士が患者様のお口の健康をサポートさせていただきます。

●当院の予防歯科~お口のメンテナンスの流れ~

Step1.歯ぐきの状態を検査

歯周ポケットの測定検査
歯と歯肉の間にある歯周ポケットと呼ばれる溝の深さを専用の器具で測定します。溝がの深さが深いほど、歯周病が進行していると考えられます。溝の深さが進行していると適切な治療が必要です。

歯ぐきの健康度チェック
歯ぐきのひきしまり具合や歯石の付着状況、器具の挿入時の出血の状態を検査します。その他、歯の動揺度の測定、歯ぐきの検査も行っております。



Step2.歯垢染色剤チェック

歯垢染色剤はみがき残しチェックに役立ちます。
正しいブラッシングで歯を磨がいていないと、磨き残しがある可能性が高いです。歯垢は見た目では分かりにくい部分でもあります。歯みがきをした後に歯垢染色剤を使うと歯垢のみがき残しがわかります。歯垢染色剤は歯垢が残っている部分を赤く染めてくれるので、赤い部分を入念に磨くことによって歯垢を取り除くことができます。歯と歯の間や歯と歯ぐきの間など、また歯並びの悪い部分などが磨き残しやすい場所といえるでしょう。歯垢染色剤を使うことによって自分の歯みがでの改善部分や歯ブラシで磨けていない部分がわかります。



Step3.歯の状態を説明

患者様の歯の状態を説明し、治療やメンテナンスについてご相談いたします。
検査結果を元にして現在のお口の状態を説明いたします。治療の計画や患者様に安心して治療しを受けていただけるようどのようなご相談にも応対させていただきます。複雑な治療が必要な患者様には、X線写真やモデルの歯を元に詳しい説明をいたします。



Step4.歯磨き指導(プラークコントロール)

染め出し液を使い、正しいブラッシング指導をいたします。
虫歯や歯周病の原因は歯垢が原因です。正しいブラッシングを知ってもらい、汚れが落ちにくい部分を確認し、自分で確かめることは非常に大切なことです。 染め出し液を使って、汚れが残っている部分を確認しながら患者様にあったブラッシング指導を行っています。適切なブラッシングを覚えていただくために、患者様がご理解いただけるまで入念に何度でも指導いたします。歯磨きが正しいのかどうか気になる方はお気軽にご相談ください。正しい歯磨きの方法で虫歯予防を実感された患者様は沢山おられます。正しいブラッシングは虫歯予防には最適です。


Step5.落ちにくい汚れ、歯石の除去

歯のクリーニング、専用器具で歯石除去、PMTCできれいな歯に。
歯のクリーニングは、歯に付着した歯石を歯科衛生士が専用の機器で取り除き、虫歯などの病気を予防し、ヤニなどの歯の汚れ も落とすことができます。きっちりと歯磨きをしていても歯石は蓄積していくものです。放置しておくと、歯の表面がザラザラしたり、歯と歯茎の間に入り込ん で虫歯、歯周病、口臭などの原因になります。